[番外] 4月12日 市房山 心卑しき者・・・
PENTAX K10D
山頂で四方を見渡すと登頂意欲をそそられる山体がそこかしこに見られる。霞んでうっすらとしか見えないが高千穂峰も見えている。下に目をやると市房ダムの
大噴水があがっていた。
心見の橋へ行く事にして、二ツ岩方面の縦走路に入って行く。と言っても、ほんの2、3分の距離だが。心見の橋は断崖に刺さったチョックストーンで、心卑しい人
は渡れない、との言伝えがあるらしいが、今まで見てきた写真ではそんなに高度感も感じられず、高所恐怖症の僕でも何か渡れるような気がしていた。
が、実際行ってみると「無理」。切れ落ちた断崖を見るまでも無く、瞬間的に判断できた。
人が渡っている写真を撮る時でさえ、足はゾクゾク。そんなポーズいいから早く渡ってくれ、と叫びだしそうだった。T、O両君はこんな所大好き、僕とN君
はまったくダメと両極端のパーティだが、「へぃへぃ、どうせ僕達は心卑しい人間ですよ」と、ちょっと卑屈になった心見の橋だった。
(僕達からすれば、その言伝えは高所恐怖症の人間へのイジメにほかならない)
ただ、今までの登山の経験で少しは耐性が付いたかな、と思っていたが、まったく付いていなかった事に自分自身ちょっと失望した。
山頂に戻り、他の一組のパーティと集合写真を撮り合ったりしてると2時を回っていたので下山することにした。
段差の有る登山道で、登りと比べて極端にスピードが上がる道じゃ無く相変わらずのペースだが、写真を撮りながら最後部をゆっくりと歩く。
ただ、ここにきて体調は絶好調、疲れはほとんど感じなくなっていた。やっぱり僕は山下りのスペシャリストかな?
馬の背の岩場や6合目のベンチで小休止を取りながら順調に下山。でも下山も距離が有るせいか、なかなか手強い。市房神社の屋根が見えた時にはちょっとホッとした。
神社の水場で顔を洗い、喉を潤す。西日に照らされた新緑が輝いてとてもきれいだった。
そしてまた大木に元気をもらい、きれいな山鳥も見て5時過ぎ、僕達の車しかなくなった登山口に一番最後に下山完了。
湯山の元湯に浸かり、人吉インター側のうまいというラーメン屋( 普通の熊本ラーメンだった(ーー;) )で軽く食事をして10時過ぎ、無事帰宅。
久しぶりによく歩いた一日だったが、やっぱり仲間と歩くと楽しいという事を再認識した一日でもあった。
また行こうぜ。
風呂上り、ほんのちょっと前までアーベントに輝いていた市房から二ツ岩の鋸尾根。風呂でゆっくりしすぎて撮るのが間に合わなかった。
山頂で四方を見渡すと登頂意欲をそそられる山体がそこかしこに見られる。霞んでうっすらとしか見えないが高千穂峰も見えている。下に目をやると市房ダムの
大噴水があがっていた。
心見の橋へ行く事にして、二ツ岩方面の縦走路に入って行く。と言っても、ほんの2、3分の距離だが。心見の橋は断崖に刺さったチョックストーンで、心卑しい人
は渡れない、との言伝えがあるらしいが、今まで見てきた写真ではそんなに高度感も感じられず、高所恐怖症の僕でも何か渡れるような気がしていた。
が、実際行ってみると「無理」。切れ落ちた断崖を見るまでも無く、瞬間的に判断できた。
人が渡っている写真を撮る時でさえ、足はゾクゾク。そんなポーズいいから早く渡ってくれ、と叫びだしそうだった。T、O両君はこんな所大好き、僕とN君
はまったくダメと両極端のパーティだが、「へぃへぃ、どうせ僕達は心卑しい人間ですよ」と、ちょっと卑屈になった心見の橋だった。
(僕達からすれば、その言伝えは高所恐怖症の人間へのイジメにほかならない)
ただ、今までの登山の経験で少しは耐性が付いたかな、と思っていたが、まったく付いていなかった事に自分自身ちょっと失望した。
山頂に戻り、他の一組のパーティと集合写真を撮り合ったりしてると2時を回っていたので下山することにした。
段差の有る登山道で、登りと比べて極端にスピードが上がる道じゃ無く相変わらずのペースだが、写真を撮りながら最後部をゆっくりと歩く。
ただ、ここにきて体調は絶好調、疲れはほとんど感じなくなっていた。やっぱり僕は山下りのスペシャリストかな?
馬の背の岩場や6合目のベンチで小休止を取りながら順調に下山。でも下山も距離が有るせいか、なかなか手強い。市房神社の屋根が見えた時にはちょっとホッとした。
神社の水場で顔を洗い、喉を潤す。西日に照らされた新緑が輝いてとてもきれいだった。
そしてまた大木に元気をもらい、きれいな山鳥も見て5時過ぎ、僕達の車しかなくなった登山口に一番最後に下山完了。
湯山の元湯に浸かり、人吉インター側のうまいというラーメン屋( 普通の熊本ラーメンだった(ーー;) )で軽く食事をして10時過ぎ、無事帰宅。
久しぶりによく歩いた一日だったが、やっぱり仲間と歩くと楽しいという事を再認識した一日でもあった。
また行こうぜ。
風呂上り、ほんのちょっと前までアーベントに輝いていた市房から二ツ岩の鋸尾根。風呂でゆっくりしすぎて撮るのが間に合わなかった。
by gin_mh
| 2009-04-14 10:43
| 九重以外の山