1月17日 天狗ヶ城朝駆け 美しくも平凡な夜明け

PENTAX K10D / NIKON F90Xs
牧ノ戸⇒沓掛山⇒久住避難小屋⇒御池⇒天狗ヶ城
    ⇒吊尾根⇒中岳⇒池の小屋⇒御池⇒久住避難小屋⇒沓掛山⇒牧ノ戸
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センター試験で頑張っている末娘の為に、九重の神々に祈願するためだけに朝駆けに行って来た。(ツッコミが入るのは判っている。そうです、ものすごい詭弁です)

あれだけの寒波の後だ、九重はものすごい事になっているだろう。そう思うと居ても立っても居られずに、予定に無かったと言うか、予定を立てられずにいた週末、もう一日
頑張るように、初日の試験から戻ってきた娘に伝えて一路九重へ。途中の道路は凍結も積雪も無く、順調に牧ノ戸まで来た。気温は黒川で-6℃、牧ノ戸で-9℃だが
風が無い為に冷たさは有るものの、いつものように寒くは無かった。それでも-9℃だから、車内のガラスはすぐ凍り始め、シュラフから出している手も凍りつくようだった。

4時入山として仮眠を取り、3時過ぎにアラームで目覚めた。コーヒーとパンでエネルギーを充填し、準備をしている間に3,4人入山して行ったみたいだった。








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程よく積雪し歩き易くなっているコンクリート道で早くも汗ばみ、展望台でジャケットを脱ぎアンダーとフリース2枚にし、順調に登って行った。
久しぶりに風なしガスなし満天の星空有りの、黎明は約束されたような天気だったが、勢い込んできた雪は思いの外少なく、ちょっと拍子抜けだった。
沓掛を降りると先行者に追い付いた。チラッとライトに照らされた顔を見たら、〇〇四天王の一人、オアシスさんだった。久しぶりに会って握手。
そうだ、オアシスさんは華奢なのに手が大きかったんだ、以前握手した時に思っていた事、その事を思い出して思わずニヤッとしてしまった(笑)
肥前ヶ城に行かれるオアシスさんと別れ、ケルンの広場前で一人追い越し、扇ヶ鼻分岐、星生崎下岩場と順調に歩き、避難小屋へ。
どうも誰か泊まっていたみたいで、デポしている荷物以外は誰も居ず、コーヒーを飲みながら小休止。先程追い抜いた男性がやって来られ
挨拶をすると福岡の小柳さんと仰る方で、良く朝駆けされ、このBlogも見ていただいた事があるそうだ。その後、中岳へ行かれる小柳さん
を見送り、真っ暗な中、避難小屋前で盟主を撮っていたら今度は〇〇四天王の一人、HEROさんが登って来られた。




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HEROさんとも久しぶりで、色々話していたら6時を回っていた。焦り気味に出発し、中岳に行かれるHIROさんと御池の所で別れて最後の
斜面に取り付いた。もう既に東の地平線は赤く染まり始め、日の出前の黎明が撮れなくなってしまう、急いで登り切りカメラをセットした。
しかし、忘れていた事に今回から三脚の運台を自由運台に変えていた為、水平を取るのに時間ばっかり掛かって肝心の撮影は「いいかげん」
になってしまった。気温は-15℃を指しているが、いつもは常時10メートル以上は吹いていると思われる風が弱く、耐えられない程の
寒さではなかった。ジャケットにもカメラにも霜は着かなかった。




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後ろを振り向けば久住の雪面もうっすら空の色が移りこみ、ほのかなピンク色をまとっていた。




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御池から稲星、遠く祖母の稜線も明けやらぬ空に浮かんでいた。




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アップで見る大船も表面はほとんど雪や樹氷は見えなかったが、登山道は積もっているんだろうなぁ。そろそろ登りたいところだ。




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そしていよいよご来光。昇る太陽が如く、娘も昇っていって欲しいものだが、この時は時間に追われすっかり忘れていて、肝心の祈りも
してなかった(ーー;)
娘よ、ゴメン。でも後で池の小屋の神棚にはしっかりお願いしてきたから許してくれ。




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星生山頂にも光が届いた。




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扇ヶ鼻も染まっている。




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久住東稜にも人影が見える。山頂を覗かせた阿蘇高岳もうっすら積雪が見える。




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雲仙も冠雪しているようだ。




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ガスと風が無かった証拠に、山頂標識にはエビの尻尾もまったく付いていない。




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日が昇った後、天狗山頂を後にし、中岳へ向かった。途中、吊尾根の永松ポイントで御池を撮った。




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中岳山頂にはHEROさんがまだ居られて合流、横を見ると福岡の大島さんもいらっしゃった。
もう多分連絡はいってると思うが、先日、〇〇四天王の一人、悠悠さんが取り付けられていた中岳の山頂標識が外れていた。やっぱり強風が
吹く山頂はよほどガッチリ付けていないと厳しいかも。




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しばらく写真を撮って下山。僕は池の小屋で朝食を取ろうと思い小屋へ。中には3日もお会いした北九州の森川さんとお仲間の3人が食事中だった。
色々雑談しながら、久しぶりにバーナーでお湯を沸かし、カップ麺を食べた。




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各々、三々五々下山したが、星生崎下で大島さんと合流し、一緒に牧ノ戸まで。




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下山中置忘れの携帯を発見したりして牧ノ戸に着いた。するとたまたま僕の車の横に見たような車が止まっていた。今年初めてお会いする
師匠だった。三俣への夕駆け準備中で、僕と大島さん、後から星生経由で降りてこられたHEROさんも交えて4人で1時間ばっかりカメラ
談義に花を咲かせた。

正月から3週続けて山行したが、今週はお休み。今週はこの時の写真をボチボチアップしていく予定だ。
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