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フィルム・スキャン88

NIKON F100 / FUJI VELVIA50
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またまた似たような写真ばっかりで^_^;

昨夜、レイトショーで「ALWAYS 三丁目の夕日」を見てきた。1作、2作とも見ていて昭和生まれならホロッとする事請け合いの面白い映画だったが、今回の第3作は多分最高の出来。ホロッとどころでは無く、僕はちょっと号泣に近い泣かされ様で、周りの目が気になるほどだった(笑)
レビューを書くほどの情熱も知識も持ち合わせてはいないけど、堀北真希の何処にでも居そうで何処にも居ない、役者としての存在感が印象に残った。

映画と同じ年代に自分を投影すれば、映画に出てきたエピソードがそのまま自分に当てはまる事例を昔よく母から聞かされていた。映画もちょうど東京オリンピックの年で、各家庭にTVが普及し始めた頃の話。僕はまだ小学校に上がる前で記憶も定かでは無いが、家の近所にTVが有るのは理髪店のみで、近所の子供みんなそこへ見に行っていたらしい。小学生だった兄も、夕飯もそこそこに理髪店に行きTVの前にべったりだったらしく、それを見た父がこれじゃいかんと奮発してTVを買ったとの事だった。「家もTVを買ったのはここら辺じゃかなり早かった。」と自慢げに母が話すから、「へぇ~、そうだったんだ。」と笑いながら聞いていたそのままのエピソードが映画の中で。

あの時代の日本人の方が、自分を含めた今の日本人より遥かに純粋で人情に溢れ、物は無くとも豊かな暮らしをしていたんだなぁ、と思わずにはいられないほどよく出来た映画だった。

昭和生まれの方、必見ですよ(笑)









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ブロッケンがもう少し濃ければ。





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by gin_mh | 2012-01-25 14:00 | 写真