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2月11日 大船山朝駆け 「祝、〇長復帰」

PENTAX K5 / NIKON F100 / SONY TX10
吉部⇒暮雨滝⇒ボウガツル避難小屋⇒段原⇒大船山頂(ピストン)
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見よ、大船の勇姿を。

年間を通しても朝駆けではそんなに行かない大船山。それが年末からでは既に3度目、今回は吉部より暮雨の滝を経由して朝駆けした。遠かった~!

でも嬉しい事に、我、軟弱隊のベンチマーク、山下〇長が目出度く復帰。今までのような頻度では来れないと思うが、とにもかくにも僕がいじれる絶妙の相手の復活、バンザ~イ!!


去年だったか、凍結した暮雨の滝をライトアップして撮りたいね、と〇長やボッチさんと話していた。今年の滝の凍結具合はそれ程でも無さそうだったが、前日の話で今回大船朝駆けを兼ねて行って見る事になった。
深夜12時過ぎにお馴染み軟弱隊の山下〇長、ボッチさん、僕、それに軟弱隊に入れるのは忍びない健脚の大暇さんと4人で吉部を出発。下界の雨がここでは雪だったようで、トレースの無い10センチ程度の新雪を踏みながら最初の急登を頑張った。新雪の下には凍結した部分も有ったが、用心さえすればアイゼンまでは必要なかった。
不気味に静まり返る森の中の登路も、親父4人組で歩けば、それも久し振りの〇長が居れば話題に事欠く事は無く、女子会さながらの会話でそれこそあっと言う間に滝分岐へ着いた。








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謎の発光体^_^;

滝へ降りる斜面こそちょっと難儀したが、問題無く滝壷へ。滝をライトで照らしてみると水はザーザー流れているし、凍結部分も先日からの寒波の緩みで大分融けていた。ちょっと残念だったが、三脚を立てて撮影することにした。最初、長時間露光で撮影し、その後、ヘッドライトの色付非常灯で照らして撮ってみたが、言い出しっぺの〇長とボッチさんに不評で、確かにちょっと下品な暮雨の滝になっていた(色々言う人も多いんで、ちょっと自己弁護を(^^ゞ・・・、照らしたり浮かべたりしただけだから、自然に影響を与えるような物ではないし、もちろん使ったものはすべて持ち帰ったのは当然の事)





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これが色を当てると





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こうなった(ーー;)

残りは又別の日に。





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小一時間撮影した後、ボウガツルを目指して出発。最初は曇っていた空には月が顔を出し星も瞬いていた。樹林帯を抜け大船林道に合流、気温は低いが風が無く、いつもと違って平和な朝駆けを楽しんだ。ボウガツルに着き、金曜夜なのに4、5張り張ってあるテントの脇を通り避難小屋へ。中に入ると、宿泊禁止の筈なのに乱雑に散らかした道具の傍に寝袋にくるまった2人が。腹が立つやら羨ましいやら(^^ゞ





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それでも仕方ないので小屋で15分程度休憩し、3:15山頂へ向かった。5合目を過ぎるぐらいで新雪の下に凍結が目立ち始め、滑って危ないのでアイゼンを装着。さすがに軟弱隊、もうこの辺で充分へたばり、まだかまだかと言いながら休み休みゆっくり登って行った。と言うか、ゆっくりしか登れなかった(笑)





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無風だったはずが登るにつれ風が強くなり、登路には樹氷がビッシリ付いた枝が張り出し、歩き難くてしかたなかったが、邪魔されながらも何とか段原着。でもそこは今までの天国状態が地獄へと急展開。風がゴゥゴゥ吹き抜けて体感が一挙に下がっていった。

でも登りに関しての軟弱さとはまったくの対極、写真に関しては誰よりも硬派な〇長とボッチさん、早速三脚を立て夜の山頂部の撮影。登りでも写真でも軟弱な僕は大暇さんと段原の避難小屋へ逃げ込んで小休止とした(^^ゞ





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その後、三々五々山頂へ。快晴だった空も山頂へ着く頃にはまたしてもガスの中。〇長に聞けば段原で撮影中に山頂は既にガスに包まれていたらしい。





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結局、夜明けはガスで撃沈。一瞬既に昇った太陽の輪郭が見える瞬間も合ったが、またすぐガスに包まれ、長い待機時間が続いた。





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8:30を回ったぐらいからガスが動き始め、連山の姿が見えるようになってきた。牧ノ戸からも間違い無く誰か朝駆けしているはずだから、アッチの結果が気になって気になって^^;





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断続的に出るブロッケンを撮っていたが、背景になる山がガスの向こうで中々思うような写真は撮れなかった。それでも一頻り撮影し、御池に降りまた撮影。





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その後御池からまた山頂に戻り食事を摂った。この頃にはポツポツ他の登山者も現れ始め、僕達も11:00を回る頃に下山にかかった。






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下山時には、一睡もせずに登り、極低温下で強風に吹かれ続けた僕達はさすがに体力をかなり消耗したのか、一向にペースが上がらずボウガツルの遠い事。それからまた吉部まで、と思うと気が遠くなる程の思いだった。





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昼を過ぎても登って来る登山者と擦れ違いながらボウガツルへ降りた。ボウガツルは10張り程度のテントが張られていて、まだ数は増えそうだった。
ボウガツルからは鳴子川右岸を通り、ショートカットから吉部へ2:30着。





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下山後、〇長と「きづな」へ。今までの御主人と奥さんが居ない「きづな」は正直あまり魅力は感じないが、取り敢えず開いてるかどうか確かめたかったのと、疲れた身体を温めたかったのとで行ってみた。

入浴後は〇長と別れ、氷の祭典が行われている長者原から瀬の本へ、右折しR442を自宅方向へ。途中、小国の道の駅で仮眠。仮眠と言うか爆睡で、結局自宅へ帰り着いたのは9時を回っていた。