人気ブログランキング | 話題のタグを見る

11月30日 中岳朝駆け

牧ノ戸⇒九重避難小屋⇒中岳⇒稲星山⇒池の小屋⇒九重避難小屋⇒牧ノ戸
PENTAX K10D / NIKON F3 / FUJI GA645
11月30日 中岳朝駆け_f0173067_14133552.jpg

土曜日は忘年会が入っている事もあり、朝駆けは諦めていた。ところが、午前中に「悪魔の囁き」Mailが届き、居ても立っていられない
状態となり、忘年会幹事にキャンセルのTELを入れ、急遽朝駆けすることにした。
スマン!〇山氏。

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_14185992.jpg

11時すぎに長者原に着く。見たような車があるが、後で確認しようと思い仮眠する。
3時前に目が覚めると、ちょうどボッチさんが現れた。二人で確認するとやっぱり師匠の車だ。ちょうどルームランプが点灯したんで
コンコンと窓を叩きご挨拶し、ボッチさんと先に牧ノ戸に移動する。

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_14264789.jpg

木下さんに聞くと昨日は雨だったらしいが、今日は終日快晴予報、にもかかわらず空は曇っていそうだ。星がまったく見えない。
駐車場も薄い氷が張って寒波が来ていた先週よりも寒いくらいだ。一人先行者があるみたいだが、準備をして3時40分入山。ふと気付くとチラホラ雪が舞っている。
嫌なコンクリートの急登をフウフウいって登り、展望台の温度計をみると0度。どうもここの温度計は怪しくなったみたいで、-3度ぐらいが正確の様だ。
扇ヶ鼻分岐で先行者に追いつくと、珠にBlogに訪問してくれるMOMOさんだった。5時過ぎに避難小屋に着き小休止。
程なく木下さん、その後nono&kehy夫妻が到着。中岳が僕とボッチさん、MOMOさんの3人。木下さんは九重東稜、nonoさん夫妻は天狗と別れる。
西千里からガスがずっとかかっていたので、今日は撃沈の可能性が高いが、一縷の望みをかけてそれぞれ山頂を目指した。

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_1443423.jpg

ただうれしい誤算は雪が先週より深く、樹氷も育っていた。昨日の下界は雨でも、標高1600ぐらいからは雪だったみたいだ。
肌を刺す寒風やガスに逆らいながら中岳着。みると九重には初冬どころか真冬がキター!というぐらいの光景がうっすら見えた。山頂には僕達3人と久留米からの男性(申し訳有りません、お名前を失念いたしました)
の4人が立ち、強風に揺さぶられながらも三脚を立てた。

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_14524036.jpg

6時50分過ぎ御来光。ただ、あたりは一面のガス。時折、ほんの数秒、連山や青空が垣間見えたりもするが、乳白色の世界に変わりは無く、寒さに震えながらガスが晴れるのを待つ。

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_1455634.jpg

用心しないと三脚ごと持っていかれるような強風が吹き荒れる山頂は、間違い無く真冬で、体感は-10度を下回っているのは確実だ。
嫁さんに握ってもらったお握りはカチカチだし、テルモスのコーヒーは冷えてるし、ボトルの水は飲口が凍っていた。

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_1458610.jpg



11月30日 中岳朝駆け_f0173067_1555036.jpg



11月30日 中岳朝駆け_f0173067_156225.jpg



11月30日 中岳朝駆け_f0173067_15233978.jpg



11月30日 中岳朝駆け_f0173067_1524189.jpg

ほんの数秒の晴れ間を見つけては慌ててシャッターを押したり、大部分はガスの中でじっと待つ。
日が昇ってだいぶ明るくはなってきたが、相変わらず視界が利かない。しかたなく樹氷を撮ったりしながら時間を潰す。

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_15251481.jpg

天狗山頂のnono夫妻。(じゃなかったみたいです)とあと一人?

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_15254832.jpg

たまにこんな瞬間が訪れる。

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_15255915.jpg



11月30日 中岳朝駆け_f0173067_15273321.jpg



11月30日 中岳朝駆け_f0173067_15282039.jpg

孤高のクロス

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_1529011.jpg

九重にもあったイルカ岩

11月30日 中岳朝駆け_f0173067_15481958.jpg

そしてまたすぐこの状態へ。
7時になり、8時になり、山頂には天狗から移動してきたnonoさん夫婦、浮羽の山下さん、みやまの吉開さんと8人がガスが晴れるのを待っていた。


PartⅡへ