8月13日 天狗ヶ城朝駆け DRAMATIC SUNRISE
PENTAX K20D / 67
牧ノ戸⇒久住避難小屋⇒吊尾根⇒天狗ヶ城⇒中岳(ピストン)
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sumiさんとの二人ブロッケン
盆休期間中の予報をずっと見ていたが、辛うじて可能性が有りそうな土曜に朝駆けすることにした。牧ノ戸に着いた11時過ぎ、空は月が輝いて明るすぎて星が見えない。途中の展望台から見た阿蘇谷方面はガスっていて阿蘇も見えなかったが、牧ノ戸周辺はクリアな感じだ。駐車車両に知った車は無く、誰か来るかなぁ?と思いながら仮眠した。
アラームで目覚めた1時半過ぎ、やっぱり悪天クラブの面々は誰もやって来ず、今日も一人か、とだらだら準備をした。2時を回り、バスでやって来ていた団体が入山する横をすり抜けるようにして先に入山した。でも朝駆けにバスをチャーターしてくるなんて、そこまで一般化してきているんだ、とちょっと唖然とし、今後事故が起こらないといいがなんて、心配になりながら間を空けようと飛ばし気味にコンクリート道を登って行った。
沓掛の稜線を越えた辺りで、またまたガス発生。徐々に視界を奪われて行く中で、先行者に追い付き、道を空けてもらったら森川さんと大空さんだった。挨拶後、先に登って行くとケルンの広場で別の二人組みと遭遇。その二人組みは下山するみたいで、ホワイトアウト状態になっているんで諦めて降りているのかなぁ、と思いながらも、今日の感じは先週や先々週と全く違う感じなんで、ひょっとしたら劇的な夜明けが期待出来るんじゃないかな、と思いガスの中に突っ込んでいった。
扇ヶ鼻分岐、西千里といよいよガスは濃くなる一方で、星生崎下の岩場を超え小屋前の広場に降り立った時には自分の足元しか見えない状態だった。先週に続き、大方の勘で小屋の方向を探りながらなんとか避難小屋へ辿り着き、後続の為に見えないだろうけどライトを外へ向けて照らしていた。
ガス被る久住
しばらくして大空さんと森川さんが団体と同時にやって来て、その後久し振りのsumiさんも小屋に入って来た。色々話しながら状況が好転するのを待っていたが、続々と何組かの団体がやって来て、いつまでも小屋を占拠しておけない状況となり、先に中岳へ向けて出発した。
御池を高巻きし、吊尾根に上がりこむと天狗は見え隠れしているが中岳はまったく見えない。南からのガスの流れを考えると、夜明けは天狗の方が良さそうで、行先を天狗に変更する事にした。森川さん達が吊尾根に登ってくるのを待って、天狗に行く事を伝えたが、二人は最初の予定通り中岳に行くとの事だった。
天狗山頂ではsumiさんが既に待機中で、他に1組の団体さんも登って来ていた。周りを見てみると、久住、星生、中岳、大船の主だった山頂はガスの中で、辛うじて天狗と三俣だけがガスからは逃れられていた。
弱い風も吹いてはいるが、湿度は先週ほど高い訳では無く、何か良さそうな感じが・・・。
5時を回り、大船奥の地平線が染まってきていた。団体の人の感嘆の声に急かされるようにカメラをセットして撮り始めた。でも残念な事に中岳は未だガスの中で、中岳に行った二人は撮れているだろうか?大きなお世話だろうが、もっと強く天狗を勧めれば良かったかな、とちょっと後悔しながら撮っていた。
5時半過ぎ、ご来光。ここからはダイナミックなガスの流れに我を忘れて撮影に没頭した。東に西に、南に北に、何処にレンズを向けても被写体だらけで、焦ってばっかりであまりこれは!と言う物は撮れなかったが、久し振りの興奮した夜明けだった。
中岳は依然ガスの中。
坊ヶ鶴上空の雲海もピンクに焼けて美しかった。
久住に架かるガスの裏焼け
稲星を越え、東千里を埋め尽くし、御池の稜線を越えてきたガスの流れ
何とも言えないガスの流れが素晴らしかった。
日が昇ってようやく中岳もガスの中から逃れられたようだ。
こうなると後はブロッケン狙いへ。天狗を後にし、中岳に移動した。
コンデジのパノラマで。以下、TX10の画像から。
8時を回り、夜明けとブロッケンを充分堪能した後、sumiさんと花を撮りながらブラブラ下山。
下山後、牧ノ戸の売店でソフトクリームを食べて、sumiさんと別れ男池へ。
おいちゃん家でまったり昼食後、水を汲んで帰宅した。帰途早咲きのコスモス発見、ひまわりと共に。
久々にガスの良い光景に出会えた朝駆けだった。別バージョンは追々と。
次はビックバンに焼けた空が見たいものだ。
牧ノ戸⇒久住避難小屋⇒吊尾根⇒天狗ヶ城⇒中岳(ピストン)
sumiさんとの二人ブロッケン
盆休期間中の予報をずっと見ていたが、辛うじて可能性が有りそうな土曜に朝駆けすることにした。牧ノ戸に着いた11時過ぎ、空は月が輝いて明るすぎて星が見えない。途中の展望台から見た阿蘇谷方面はガスっていて阿蘇も見えなかったが、牧ノ戸周辺はクリアな感じだ。駐車車両に知った車は無く、誰か来るかなぁ?と思いながら仮眠した。
アラームで目覚めた1時半過ぎ、やっぱり悪天クラブの面々は誰もやって来ず、今日も一人か、とだらだら準備をした。2時を回り、バスでやって来ていた団体が入山する横をすり抜けるようにして先に入山した。でも朝駆けにバスをチャーターしてくるなんて、そこまで一般化してきているんだ、とちょっと唖然とし、今後事故が起こらないといいがなんて、心配になりながら間を空けようと飛ばし気味にコンクリート道を登って行った。
沓掛の稜線を越えた辺りで、またまたガス発生。徐々に視界を奪われて行く中で、先行者に追い付き、道を空けてもらったら森川さんと大空さんだった。挨拶後、先に登って行くとケルンの広場で別の二人組みと遭遇。その二人組みは下山するみたいで、ホワイトアウト状態になっているんで諦めて降りているのかなぁ、と思いながらも、今日の感じは先週や先々週と全く違う感じなんで、ひょっとしたら劇的な夜明けが期待出来るんじゃないかな、と思いガスの中に突っ込んでいった。
扇ヶ鼻分岐、西千里といよいよガスは濃くなる一方で、星生崎下の岩場を超え小屋前の広場に降り立った時には自分の足元しか見えない状態だった。先週に続き、大方の勘で小屋の方向を探りながらなんとか避難小屋へ辿り着き、後続の為に見えないだろうけどライトを外へ向けて照らしていた。
ガス被る久住
しばらくして大空さんと森川さんが団体と同時にやって来て、その後久し振りのsumiさんも小屋に入って来た。色々話しながら状況が好転するのを待っていたが、続々と何組かの団体がやって来て、いつまでも小屋を占拠しておけない状況となり、先に中岳へ向けて出発した。
御池を高巻きし、吊尾根に上がりこむと天狗は見え隠れしているが中岳はまったく見えない。南からのガスの流れを考えると、夜明けは天狗の方が良さそうで、行先を天狗に変更する事にした。森川さん達が吊尾根に登ってくるのを待って、天狗に行く事を伝えたが、二人は最初の予定通り中岳に行くとの事だった。
天狗山頂ではsumiさんが既に待機中で、他に1組の団体さんも登って来ていた。周りを見てみると、久住、星生、中岳、大船の主だった山頂はガスの中で、辛うじて天狗と三俣だけがガスからは逃れられていた。
弱い風も吹いてはいるが、湿度は先週ほど高い訳では無く、何か良さそうな感じが・・・。
5時を回り、大船奥の地平線が染まってきていた。団体の人の感嘆の声に急かされるようにカメラをセットして撮り始めた。でも残念な事に中岳は未だガスの中で、中岳に行った二人は撮れているだろうか?大きなお世話だろうが、もっと強く天狗を勧めれば良かったかな、とちょっと後悔しながら撮っていた。
5時半過ぎ、ご来光。ここからはダイナミックなガスの流れに我を忘れて撮影に没頭した。東に西に、南に北に、何処にレンズを向けても被写体だらけで、焦ってばっかりであまりこれは!と言う物は撮れなかったが、久し振りの興奮した夜明けだった。
中岳は依然ガスの中。
坊ヶ鶴上空の雲海もピンクに焼けて美しかった。
久住に架かるガスの裏焼け
稲星を越え、東千里を埋め尽くし、御池の稜線を越えてきたガスの流れ
何とも言えないガスの流れが素晴らしかった。
日が昇ってようやく中岳もガスの中から逃れられたようだ。
こうなると後はブロッケン狙いへ。天狗を後にし、中岳に移動した。
コンデジのパノラマで。以下、TX10の画像から。
8時を回り、夜明けとブロッケンを充分堪能した後、sumiさんと花を撮りながらブラブラ下山。
下山後、牧ノ戸の売店でソフトクリームを食べて、sumiさんと別れ男池へ。
おいちゃん家でまったり昼食後、水を汲んで帰宅した。帰途早咲きのコスモス発見、ひまわりと共に。
久々にガスの良い光景に出会えた朝駆けだった。別バージョンは追々と。
次はビックバンに焼けた空が見たいものだ。
by gin_mh
| 2011-08-14 12:33
| 九重連山